アメリカの「AI未来戦略レポート」_第189号

本日は、lifehackerに、『オバマ大統領が「AI未来戦略レポート」を発表』との記事が掲載されておりましたので、引用いたします。


オバマ大統領はAIについて次のようにインタビューで応えております。


『楽観はしている。昔から新しい技術が現れるたびに、新しい仕事が生まれ、人は新天地に移動し、全体の生活水準は上がってきた。だが今はこれまでと少し違う。AIは生活の隅々まで浸透するから、ハイスキルな人にはいいシステムだ。才能をテコに、マシンを駆使し、活躍の幅を広げることができる。逆に低賃金の単純労働者は余剰人員となる。機械に仕事を奪われないにしても、賃金は伸び悩むだろう。』


「楽観はしている」とのことですが、言っていることはかなり厳しいことを言っているとおみます。オバマ大統領自身が「ハイスキル」のため、いいシステムということではないでしょうか。単純労働者は余剰人員になる言っているのだから、楽観はできないと思います。

これではますます、二極化が進んでいくように思います。これはやむ得ないことなんでしょうか?

この状況に気づいている人は、問題ないように思いますが、気づいていない人たちもまだまだ沢山いると思います。気づいた時にはもう遅いとならないように、私は事あるごとに、AIについては触れております。ただ、批判もされることもあります。「そのような状況になるのに、なんで簿記の勉強を教えているんだ!」と・・・簿記は意味がないと言っているのではないのですが、このように捉えられてしまうこともあります。ただこれは伝え方が悪いので、もっと分かりやすく伝えていく必要があります。


「AI未来戦略レポート」はダウンロードすることができます。

https://www.whitehouse.gov/sites/default/files/whitehouse_files/microsites/ostp/NSTC/preparing_for_the_future_of_ai.pdf

キャリKobaの一日一考

キャリアコンサルタントおよび経営者でもあるKobaが本やニュース等から得られたことを書かせていただいております。

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