少し前の日経新聞(10月28日)で、アメリカで開催された日経イノベーションフォーラムの記事が載っておりました。その記事を引用いたします。
『AI研究の第一人者で、中国IT大手百度のアンドリュー・ヌグ最高科学者は「AIによる業務の自動化は雇用に大きな影響を与える」と指摘。解決策として「AI時代に必要なスキルを身につける教育システムを確立し、教育を受けることを条件にした最低限の所得補償を導入すべきだ」との持論を展開した。』
また、米カリフォルニア大学バークレー校のスチュアート・ラッセル教授は次のように述べております。
『人間と共存可能な、より使いやすいAIやロボットを開発する指針として「社会の様々な価値を整理し、人間が重視する価値の最大化を目標とすべきだ」と提唱した。「不明確な目的設定がAIの予測可能な動きを生む。様々な行為や好みなどを意味・目的まで含めて学習させていくことが重要だ」とし、社会学者や心理学者との連携の重要性を指摘した。』
「AI時代に必要なスキルを身につける教育システムの確立」はとても大切なことだと思います。そのために何ができるかいま模索しております。
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