2012年に出版されたリンダ・グラットン氏の「ワーク・シフト」と神田昌典氏の「2022-これから10年、活躍できる人の条件」は、私の中では印象深い本でした。
約10年~13年後つまり2022年~2025年について記載されております。当時は、「あと10年もするとそうなるのかな~」と漠然と考えていたのですが、2016年になり色々と働き方についての本や記事が増えてきたように思えます。
記憶で新しいところでは、囲碁AIのAlphaGo(アルファ碁)が世界最強と言われているプロ棋士に4勝1敗の圧勝という出来事。
日経新聞には、4月の下旬ごろから経済教室の下段に「AIとロボットの将来」というコラムが掲載されております。
また、経済産業省は2030年度までに多くの職がAIに置き換わり、何も対応しなければ735万人国内雇用が減るとの試算を発表しました。
また、神田昌典氏は「未来から選ばれる働き方」という書籍を4月に発刊しました。この数日で読みましたが、「働き方」が変わっていくことを実感しました。
キャリアコンサルタントとしてまた職業訓練施設として就職支援を行っておりますが、この新しい働き方をどのように伝えていこうかと悩んでおります。
また、現在実施している職業訓練は、パソコンや簿記の事務系も多くありますが、AIが普及しだすと、これらのコースはあまり意味が無くなってしまうのでしょうか。
とても難しい問題でもありますが、逆に新しいコース開発へとビジネスチャンスにもつながるものと思います。
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