今日も「実践するドラッカー【思考編】」(ダイヤモンド社) より。
P26
「組織に属する知識労働者は、組織への貢献を通して社会的役割を果たすことが期待されています。その使命を無視して、自分のしたいことを優先させるのは、本末転倒です。
そこで、成果をあげるための優先順位を<must-canーwill>で考えます。まず「must=なされるべきこと」、次に「can=できること」、最後に「will=やりたいこと」を問うのです。
(中略)
将来的に期待されるであろう「なされるべきこと」を意識すると、いま不足している能力が見えてきます。ひとつ階段を上ったら、再び足りないところ見つけて鍛える、その繰り返しが自分自身と組織を成長させていきます。」
就職支援をしていると、「やりたいこと」から入る方が多いように思います。「やりたい」という意識だけが強いため、そのための努力が少し足りない方がおります。そうではなく、まずは「なされるべきこと」を意識すれば、現状を把握し、不足している能力をカバーするための努力をします。これが、成長につながります。
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