長期失業のスクリーニング仮説、ランキングルール仮説など、普段思っていることや感じていることが仮説や理論として存在していることを知ると「やっぱり!」「なるほど!」と感心してしまうのですが、またそういう言葉と出会いました。
それは、「クリーミング(creaming)」です。
職業訓練は、就職率が問われておりますが、特に委託訓練の場合は、今後の受託にも影響します。そのため、できる限り就職率を上げるように努力をするわけですが、そこに「クリーミング」が発生するのです。
つまり、就職率を上げるために、就職できそうな人を選考するということです。
なかなか難しい問題です。本来であれば、就職するには少し時間がかかりそうな人に受講してもらった方が良いのですが・・・
理想と現実の狭間で悩んでいるスクールも多いと思います。私もそのうちのひとりです。
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