自信の持ち方_第77号

本日も「仕事と幸福、そして、人生について」から引用いたします。

P248の最初にジョージ・エリオット(イギリスの作家)の言葉の引用があります。


なれたかもしれない自分になるのに、遅すぎることはない。


つまり、いつからでもスタートできるということで、それはそのことに気づいたまさに「今」ということになります。昨日の内容からつながっております。


続けて以下に引用いたします。


わたしたちは、自分にさまざまな嘘をついている。その中でも多いのが、自信についての嘘である。今までに見てきたように、自分で自分の首をしめる、リスクを嫌う、他人の称賛を受け入れない、いやなことばかり覚えている、低い自己評価が補強されることを常に求めているなど、多くの習慣化した思考様式は、容易に自信低下につながっていく。

(中略)

たとえばあなたも、自分には成功するだけの才能や器量がないと、何の根拠もなく勝手に思い込んではいないだろうか?

(中略)

自立したキャリアを切り拓くためには、新たな自信を獲得し、そして維持していかなければならない。


どちらかというと私も自信がない方であります。劣等感をもっております。ただ、「嫌われる勇気」で有名になりましたアドラーは、劣等感は持っていても良いものだと言っており、このことで勇気づけられました。

何の才能や器量がないと勝手に思い込んで、劣等コンプレックスや優越コンプレックスになるのではなく、それらがないことをある意味認めつつ、努力することを忘れなければ、いつかは、自信につながると思います。ちょっとずつでも前進していればいつかはたどり着きます。


また、P240には、次のように記されております。


キャリアのプランを立てるときに、無意識のうちにあきらめたときの言い訳をあらかじめ用意するような行為に走らないように注意しなければならない。


このことは、就職支援をしているとつくづく感じます。

応募書類が通らないのは「資格がないからだ」「年齢がXXだからだ」という言い訳を用意している人が結構おります。

まずは、冒頭のように、「自分で自分の首をしめる、リスクを嫌う、他人の称賛を受け入れない、いやなことばかり覚えている、低い自己評価が補強されることを常に求めているなど、多くの習慣化した思考様式」から脱却しましょう!

キャリKobaの一日一考

キャリアコンサルタントおよび経営者でもあるKobaが本やニュース等から得られたことを書かせていただいております。

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