Planned Happenstance Theory(計画された偶発性理論)_第82号

ご存知の方も多いと思いますが、クランボルツ教授の「Planned Happenstance Theory(計画された偶発性理論)」をベースにした諸富先生の著書「偶然をチャンスにける生き方」からみていきたいと思います。


この理論のポイントを5つにまとめとります。

1.あらゆる出来事や出会いには意味がある。

2.偶然は、自分の人生を豊かにするために生かすことができるものである。

3.人生を豊かにしてくれる偶然は、ある種の人生を構えることによって、呼び込むことができる。

4.したがって、幸福をもたらしてくれる偶然は、ある程度意図的かつ計画的にその頻度を高めることができる。

5.そのように呼び起こした偶然は、もはや「単なる偶然」とは言えない必然性を帯びてくる。


自分の人生や仕事をある時点で振り返ったときに、大きな節目となった出来事を分類していった結果、計画的に努力して手に入れたものは2割で、残り8割は偶然の出会いや出来事に上手く心を開いてかかわった結果、生じたものであったそうです。


私の就職支援での講義でもこの理論については説明させていただきます。「この講義を受講していること自体がこの理論を裏付ける」と、少し偉そー(?)に話しております。

次回は、この理論を実践するための5つの心構えについて触れたいと思います。



キャリKobaの一日一考

キャリアコンサルタントおよび経営者でもあるKobaが本やニュース等から得られたことを書かせていただいております。

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