ある仕事に取りかかるときにどのくらいの時間がかかるかおおよそ考えながらスケジューリングをしていると思います。
ただ、そのスケジュール通りの時間で終わっていますか?
私の場合、だいたい途中でなんらかの事態があり、結果的には予定通りに終わらずということが多いです(泣)
横田尚哉著「ビジネススキル・イノベーション」では、そのことに言及しております。
『「私たちは仕事を片づけるのに、自分の想定より1.4倍の時間をかけている」という事実です。10時間の仕事なら14時間。1時間の仕事なら1.4時間。冒頭に示したように、私たちはつねに1.4倍の時間リスクを抱えながら仕事をしているのです。』
これを読んで私も「だから予定通り終わらないんだ」と納得し、予定している時間の1.4~1.5倍くらいを見積もるようにしました。
また、こんな風にもスケジュールの立て方を説明しております。
『9時から18時(原文では17時)の8時間しか仕事に費やせないのなら、8時間分の仕事をきっちり埋めるのではなく、5.5時間分の仕事でスケジュールを組みます。これなら何らかのリスクイベントが発現しても、5.5時間×1.4倍=7.7時間で仕事が片付きます』
そもそも8時間分をしっかり確保できないんだから、5.5時間分を見積もればよいことです。ただ、これには危険も伴い、最初から5.5時間分考え、仕事に集中せず、結果的に5.5時間文ではなく、4時間程度しか片付かないということになる人もいるかもしれませんね(笑)
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