セミナー等の構成について1_第135号

昨日に続き石田淳氏「考える技術」から引用いたします。

P176にセミナーや勉強会などでの構成の組み立て方について、参考にしている2つのルールが紹介されております。そのうちの1つを本日は見ていきたいと思います。


『「基本:応用:発展 = 6:3:1」

この「6:3:1」という数字は、時間の配分を意味しております。

仮に100分の勉強会だとすると、最初の60分は基本、続く30分は応用、最後の10分は発展というように、話す内容のレベルを調整します。(中略)

なぜそんなことをするかというと「今、学んだことは、いずれ将来こういったことにまで結びすくんだな」学び手にイメージさせるためです。』


私も色々と研修での講師をさせていただきましたが、上記のような視点でセミナー等を構成したことはありませんでした。(汗)

ただ、「学習の転移」が起こらないと意味がありませんので、その点については意識をしながら指導しております。

基本→応用という流れは一般的であり、学習の転移は「応用」に該当するところだと思っておりましたが、さらに「発展」を入れることににより、本当の意味での「学習の転移」が起きるのではないかと思いましたので、今後の指導については、「発展」を意識していきたいと思います。

キャリKobaの一日一考

キャリアコンサルタントおよび経営者でもあるKobaが本やニュース等から得られたことを書かせていただいております。

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