経営者と従業員の考え方のモデル_第153号

本日は、神田昌典先生の「全脳思考」から引用いたします。P148に次のように書かれております。

『ほとんどのビジネスパーソンは、過去の仕事のパターンを効率的に繰り返そうと考える。一方、経営者は、未来に向かって仕事のやり方を変革することが急務と考えている。そこで、何が起こるかと言えば、トップが進みたい方向とは違う方向に、社員が全速力で走りだすのである。トップは「ちょっと考えれば、そんなことわかるだろう」とあきれるが、そもそもインストールされている「考え方のモデル」がお互いに違うのだから、当然の帰結である。』


私はまもなく起業してから丸14年になろうとしておりますが、上記には思い当たる節があります。反省しなければなりませんね(汗)。

「従業員も経営者感覚を持たなくてはいけない!」みたいなことを言う方も多く、私もそれに賛同しておりましたが、、そもそも「考え方のモデル」が違うということを理解すれば、「モヤモヤ感」「イライラ感」などはなくなるのでしょう。ただ、違うということだけで片づけてしまえば、何も解決しませんので「思考モデル」を共有するために「全脳思考」を取り入れた方が良いと思いました。

さらに、この全脳思考は、就職活動にも役立つことができるのではないかと思っております。


キャリKobaの一日一考

キャリアコンサルタントおよび経営者でもあるKobaが本やニュース等から得られたことを書かせていただいております。

0コメント

  • 1000 / 1000