本日は、ハーバードビジネスレビュー「人工知能」の第1章「オグメンテーション:人工知能と共存する方法」から引用したいと思います。
まず「オグメンテーション」とは「拡張」ということです。AIが進化することにより仕事が奪われると言われておりますが、それを自動化(オートメーション)の脅威と捉えるのではなく、拡張(オグメンテーション)の機会と捉えることだそうです。奪われるのではなく、このよう新たな可能性が増すという見方であります。
『ニシータによれば、―そしてこれはオグメンテーション戦略の肝ともいえるのだが―インテリジェントな機械は人間に退場を促すものではない。ましてや、ロボットの命令のままに働く立場に人間を貶めるものではない。場合によっては、機会を導入することにより、これまで人間が機械に明け渡してきた作業よりも高等な―もっと洗練されていて、やりがいがあり、人間の強みを活かせるような―作業を引き受ける余地が生まれるであろう。あるいは、単にコンピュータが得意ではない作業を人間がすることになるかもしれない。いずれにせよ、これらはほぼ例外なく、体系化や構造化があまりされていない作業だ。そうでなければとっくにコンピュータに置き換わっているはずである。』
やはり、今後は新たな知識を付けていく必要があります。そのために何か提供できるものを考えていかなければなりません。
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