昨日は、「ワークファースト・アプローチ」について触れましたが、本日は対になっている「サービスインテンシブ・アプローチ」についてみていきたいと思います。
「サービスインテンシブ・アプローチ」とは、ワークファースト・アプローチでの制裁を伴わず、就労やさまざまなプログラム参加に向けた意欲喚起などの支援や訓練、教育を行います。つまり、人的資本や潜在能力を開発するための訓練や教育が重視されます。このアプローチの目標としては、まわりの人々とコミュニケーションがとられるようになった、時間やルールを守ることができるようになった、といった側面も重視されます。
引用:「就労支援を問い直す」
職業訓練では、スクール側の視点からすれば、就職率の問題があるので、ワークファースト・アプローチになりがちだが、サービスインテンシブ・アプローチの方が本質をついていると思います。
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