第114号で「ルールとモラル」について触れましたが、横田尚哉著「ビジネススキルイノベーション」では、続けて次のように書かれております。
『ルール依存の危険性が顕著に現れるのは、不足の事態に直面した場いいでしょう。ルールとモラルを文書化すると、ルールはマニュアルに、モラルはガイドラインになります。マニュアルは、内容が具体的です。(中略)一方、ガイドラインは抽象的で、目指すべき行き先が示されています。』
そして、「マニュアルは、不足の事態に直面すると役立たない。ガイドラインは、不足の事態には強い。」とも書かれております。
「マニュアル人間」と言われれますが、「ガイドライン人間」とは言われないのはなぜでしょうか。
これからはAIがどんどん進化してきます。AIはマニュアル人間的な処理しかできませんので、今後は「ガイドライン人間」が求められるのでしょう。
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