『事実の前で目を閉じても、事実それ自体を取り除くことにはならない。<意味への意思ーロゴセラピィの基礎と適用ー>』
本日も、諸富祥彦著「働く意味がわからない君へ」からの引用です。
第115号で現実と理想について触れております。
https://wizard.amebaownd.com/posts/1117662
『理想を持つのはいい。しかし、現実を無視してはいけない。』
冒頭の言葉は、フランクルを引用しているものとなりますが、諸富先生は『現実をあるがままに認めること。そこからしか、何も始まりません。』ときっぱり言っております。
これは、人間関係がうまくいかずにすぐに転職してしまう人に対してのコメントなのですが、相手のせいだけではなく、自分自信の問題にも直面するようにとのことからだと思います。この点を先送りしても、何も解決しないということです。
「現実」や「事実」に直視するのはそれだけ難しいことなのでしょう。
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