本日も岡本祐子先生の「アイデンティティ生涯発達論の射程」から引用いたします。第7章は「アイデンティティの生涯発達と家族」というタイトルで家族、とくに配偶者との関係性や家族アイデンティティについて述べております。
P221につぎのように書かれております。
『配偶者との関係性を理解しようとするとき、生涯発達的視座は不可欠である。つまり、配偶者との関係性は、現在の生活構造や満足感だけに規定されるのではなく、それまでに二人がどのような人生を歩んできたかが反映されているのである。(中略)まず自己と配偶者が異なる存在であるとの基本的スタンスが必要である。』
また、家族アイデンティティを次のように定義づけております。
『家族アイデンティティを、「自分は家族の一員であるという感覚が、斉一性と連続性をもって自分自身の中に存在し、また、それが家族メンバーにも承認されているという認識」とトラてえております。』
当然のように思えることであっても、そのようにいっていないから問題は起こるのであって、「当然」「当たり前」という感覚が時代の流れとともに違ってきてしまっているのかもしれません。
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